まつやま眼科

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中心性漿液性網脈絡膜症⑩まとめ

中心性漿液性網脈絡膜症⑩まとめ

自然軽快とPDT適応を見極めて視力を守る

中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)は、比較的予後の良い網膜疾患ですが、全例が自然に治るわけではなく、再発や慢性化で視力障害を残すこともある点に注意が必要です。


自然軽快を期待できるケース

  • 初発・軽症であれば、約60〜70%3か月以内自然吸収し視力回復。

  • 経過観察と生活習慣改善(ストレス・睡眠・ステロイド薬の調整など)が基本。


治療介入を検討すべきケース

  • 網膜下液が3か月以上残存する慢性CSC

  • 再発を繰り返す症例

  • 中心窩を侵す病変

これらでは自然軽快を待つだけでは視力予後が悪くなるため、レーザー治療が有効です。


視力を守るために大切なこと

  1. OCT・FAによる的確な診断と経過観察

  2. 3か月を境とした自然軽快と治療介入の線引き

  3. 生活習慣の見直しによる再発予防

  4. レーザー治療を適切に選択することで、慢性化や視力障害を防ぐ


まとめ

CSCは「自然に治る」病気である一方、慢性化すれば視機能を脅かす疾患にもなります。
3か月を目安に自然軽快か治療介入かを見極める” ことが、視力を守る最大のポイントです。


院長まつやま
(まつやま眼科)

この記事の執筆・監修 まつやま眼科院長 松山茂生
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2026-08-27 08:27:43

中心性漿液性網脈絡膜症