「春の花粉症は終わったはずなのに、まだくしゃみや目のかゆみが続く…」
そのような方は、イネ科花粉症の可能性があります。
イネ科植物は全国各地に自生しており、河川敷や公園、道路脇、空き地など身近な場所に多く見られます。
代表的なイネ科植物には、
- カモガヤ
- オオアワガエリ(チモシー)
- ハルガヤ
- ホソムギ
- スズメノテッポウ
などがあります。
スギやヒノキ花粉と異なり、イネ科花粉は数百メートル程度しか飛散しないため、自宅や職場の周囲にイネ科植物があると症状が出やすくなります。
イネ科花粉症の症状
- くしゃみ
- 水のような鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
- 充血
- 流涙
- のどのイガイガ感
また、ウリ科(メロン、スイカ)やキウイなどで口の中がピリピリする「花粉食物アレルギー症候群(PFAS)」を伴うこともあります。
イネ科花粉症の対策としては以下のようなものがあります。
- 草刈り中や河川敷での活動時はマスクを着用する
- 帰宅後は顔や手を洗う
- 洗濯物の外干しを控える
- 花粉飛散量の多い日は窓の開放を短時間にする
- 抗アレルギー薬や点眼薬を適切に使用する
「春だけ花粉症になる」と思っていた方でも、実は初夏のイネ科花粉症だったということは珍しくありません。
まつやま眼科院長 松山茂生
この記事の執筆・監修
日本眼科学会認定 眼科専門医
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-07-01 08:32:26
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