飛蚊症って、治せるんですか?
生理的な飛蚊症は「治す」というより、「慣れる」ものです。
ただし、病的な原因による飛蚊症は、治療によって改善が可能です。
まず理解しておきたいのは、飛蚊症の2つのタイプです。
1.生理的飛蚊症
加齢・近視による硝子体の濁り
基本的に不要
2.病的飛蚊症
網膜裂孔・硝子体出血・網膜剥離など
早期治療が必須
生理的飛蚊症は治療の対象ではない?
• 硝子体のにごり自体は時間とともに沈んだり、脳が慣れて気にならなくなります。
• つまり「完治する」というより、気にならなくなる=順応することがほとんどです。
• 手術(硝子体手術)で除去は可能ですが、リスクを伴うため通常は行いません。
病的飛蚊症であれば治療が必要
• 網膜裂孔 → レーザー治療で破れをふさぐ
• 硝子体出血 → 出血が吸収されるまで経過観察 or 硝子体手術
(まつやま眼科では通常は1-2週間は出血の吸収傾向を観察し、軽快傾向がなければ硝子体手術を検討します。)
• 網膜剥離 → 手術が必要。放置すれば失明リスク
飛蚊症が気になるとき、どうすれば?
1. まずは眼科で網膜に異常がないか確認(散瞳検査か、眼底周辺部まd得観察可能な眼底カメラ)
2. 問題がなければ「生理的飛蚊症」と判断 → 経過観察
3. 見え方に変化があれば再受診(数・形・光の見え方など)
飛蚊症を完全になくす治療はある?
• 外科的には硝子体手術(硝子体の全摘出)で除去可能だが、
感染や網膜剥離のリスクもあり、通常は強く希望される場合のみ適応となります。
飛蚊症は治さなくていい飛蚊症が多い一方で、見逃してはいけない飛蚊症もあります。
だからこそ、まずは見極めがとても大切です。
あなたの見ているチラチラが、安心して放っておけるものかどうか、
眼科でしっかり診断してもらいましょう。
院長まつやま
まつやま眼科院長 松山茂生この記事の執筆・監修
・広島大学眼科 入局
・広島大学医学部 卒業
日本眼科学会認定 眼科専門医
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-04-28 08:32:33
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