飛蚊症って、ストレスや疲れでも起こる?
いいえ、飛蚊症そのものの直接の原因はストレスや疲労ではありません。
ただし、ストレスや疲れが飛蚊症を強く感じやすくする要因になることはあります。
飛蚊症の本当の原因とは?
• 飛蚊症の主な原因は、目の中の「硝子体(しょうしたい)」というゼリー状の組織の変化です
• 加齢や近視、外傷、手術歴、まれに網膜裂孔・剥離などが原因で、
硝子体に濁りや収縮が生じ、網膜に影を落とすことで見えるようになります
なぜ「ストレスで飛蚊症になった」と感じる人が多いの?
理由1:脳が影を強く意識するようになる
• 精神的ストレスや疲れがたまると、感覚が敏感になり、普段は気にならない飛蚊症を強く感じる。
理由2:睡眠不足・自律神経の乱れで目の血流が低下
• 間接的に目の疲れや視界のにごりを感じやすくなる
• これを「飛蚊症が増えた」と錯覚することも
対処法は?
• 飛蚊症自体に異常がなければ、生活リズム・睡眠・目の使いすぎの見直しが有効。
• ただし、「飛蚊症が気になってしかたない」状態が続く場合は、一度眼科で検査することが第一歩。
飛蚊症の原因は目の中、でも悪化させるのは心の中かもしれません。
気になってストレスになって、さらに目に意識が集中して…
という飛蚊症スパイラルに陥る方も少なくありません。
「気になる」=「病気」とは限りません。
でも、安心するにはまず正確な診断がかかせません。
院長まつやま

まつやま眼科院長 松山茂生この記事の執筆・監修
・広島大学眼科 入局
・広島大学医学部 卒業
日本眼科学会認定 眼科専門医
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-05-01 08:26:46
医療のトピック