まつやま眼科

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⑩白内障手術で老眼が改善する

⑩白内障手術で老眼が改善する

白内障の手術で老眼も治る?
 
● 老眼とは?
  • 加齢により水晶体のピント調節力が低下し、近くが見えづらくなる状態です。

  • 40代以降に始まり、
    新聞やスマホを遠ざけて読むようになるのが典型的な老眼の始まりです。

● 白内障手術と老眼の関係
 
手術内容 老眼への影響
単焦点眼内レンズ 見える距離が「1か所」に固定されるため、手元には老眼鏡が必要になる
多焦点眼内レンズ 遠く・中間・近くの複数距離にピントが合い、老眼鏡なしでも生活できる率が高くなる
焦点深度拡張型レンズ  中間〜遠方に強く、パソコンには有利、でも読書には老眼鏡が必要。


● 多焦点眼内レンズのメリットと限界

メリット:

  • 老眼鏡や遠近両用メガネから解放される。

  • 手元の作業(スマホ)から遠方視(運転)まで裸眼で対応できる可能性がある。

限界・注意点:

  • ハロー・グレア(光のにじみ・眩しさ)が出やすい。

  • 網膜や角膜疾患があると効果が不十分なこともある。

  • 自費診療(保険適用外):片眼約35万円と高い。

 

● 白内障手術で老眼改善を目指すためのステップ
  1. 眼の状態(角膜・網膜)を詳しく検査

  2. 生活スタイルや希望(近く重視か遠く重視か)を明確に伝えること

  3. 単焦点・多焦点・EDOFの中から最適なIOLを選択

  4. 術後も定期検診を継続し、必要に応じて眼鏡を併用


● まとめ

白内障手術は「見えにくさの改善」だけでなく、
老眼を含めた生活の質の向上も目指せる時代に入っています。

ただし、どのレンズが最適かは個別の眼の状態と生活ニーズにより異なるため、
信頼できる眼科医との十分な相談が鍵です。

院長まつやま



 


日本眼科学会認定 眼科専門医
この記事の執筆・監修 ​
まつやま眼科院長 松山茂生

・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。

2026-07-28 08:19:18

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