糖尿病があると白内障が進行しやすい?
はい、糖尿病があると白内障そのものの進行がはやくなります。
また、糖尿病の血糖コントロールによっては、特殊なタイプの白内障が進行してくることもあります。
● 糖尿病と白内障の関係性
| 項目 |
内容 |
| 発症年齢 |
10〜15年早く発症する傾向 |
| 進行速度 |
急速に進行するケースが多い |
| 両眼性 |
両眼同時に進行することが多い |
| 手術適応 |
若年でも手術が必要になることがある |
● なぜ進行が早いのか?
1. ソルビトールの蓄積
2. 酸化ストレスの増加
3. 糖化最終生成物(AGEs)の蓄積
● 特徴的な白内障のタイプ
| タイプ |
特徴 |
| 皮質白内障 |
若年でも多く、白く尖った濁りが放射状に進展する |
| 後嚢下白内障 |
強い視力低下を早期に起こし、まぶしさが主訴になる |
| 膨張性白内障 |
水晶体全体が腫れ、急激な視力障害を呈する |
● 糖尿病患者に対する注意点
● まとめ
糖尿病のある方では、白内障は「早く、強く、両眼に」起こりやすい疾患です。
血糖コントロールと定期的な眼科フォローが、視力を守る最も確実な方法です。
「眼がかすむ=老眼」と思い込まず、
「糖尿病なら白内障を疑え」と覚えておきましょう。
院長まつやま

日本眼科学会認定 眼科専門医
この記事の執筆・監修
まつやま眼科院長 松山茂生
・広島大学医学部 卒業
・広島大学眼科 入局
・県立広島病院、安佐市民病院、広島赤十字・原爆病院、北九州総合病院、尾道総合病院、冨士本眼科、城西ヶ丘眼科勤務を経て、
広島市南区段原にて『まつやま眼科』を開院
白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などの日帰り手術を中心に、地域のかかりつけ眼科として診療を行っています。
2026-08-03 07:52:35
白内障