視力と視野は「別のもの」です。
視力が1.0でも、視野が欠けていることはよくあります。
視力と視野はどう違うのか?
• 視力:正面の“1点”がどれだけはっきり見えるか(=細かい文字が読めるか)。
• 視野:周りを含めて“どこまで見渡せるか”の広さ。
つまり、
視力は「
ピントの良さ」、
視野は「
見える範囲」を示します。
なぜ気づきにくいのか?
• 緑内障では、
視野の外側からゆっくり欠けていきます。
• 両目で補っているため、
日常生活では自覚しづらいのです。
• 特に
初期・中期では、
本人も「まったく異常なし」と感じていることが多いです。
あえて例えるのであれば、
•
視力=カメラのレンズの解像度
•
視野=そのカメラで撮れる範囲(画角)
と考えるとのことわかりやすいかと思います。
カメラの画質(
視力)は良くても、
フレームの一部が黒く欠けていたら…という感じです。
気づかぬうちに、人や物にぶつかったり、
落とし物に気づかなかったりする危険があります。
なぜ視野検査が重要なのか?
• 緑内障の
進行を
早期に発見する唯一の方法
• 自覚症状が出る前から異常を見つけて、治療による対処ができます。
「よく見えてるから安心」――それは緑内障にとって一番危ない状態です。
大切なのは、
視力だけでなく視野の健康も守ることです。
「
見えているつもり」ではなく、「
本当に見えている」を守っていきましょう。
院長まつやま
(まつやま眼科)
2025-07-07 08:43:32
医療のトピック