いいえ、“治る”わけではありません。
手術は「病気の進行を抑える手段」であり、
失った視野が戻ることはありません。
では、緑内障手術の目的は?
• 緑内障手術は、
眼圧を下げて視神経への負担を減らすことが目的です。
• 進行を止める、あるいは
遅らせることが目標であり、
回復させる治療ではありません。
よくある誤解の例
• 「手術をすれば目薬がいらなくなる」
実際は、手術後は点眼がいらなくなるケースがほとんどですが、
眼圧の状態をみながら、また開始することもあります。
• 「手術をすれば見え方がよくなる」
視野や視力が改善することは基本的にありません。
あくまでも、今後の進行をおさえるための手術です。
手術の種類
• 線維柱帯 切除術
もっとも標準的で効果の高い方法
• 線維柱帯 切開術
比較的軽度の緑内障に行う方法
• インプラント手術
上記の手術法をより簡潔にするインプラントを使用した方法で、
白内障手術と同時に行うこともあります。
• 毛様体 光凝固術
眼内の水を産生する毛様体をレーザーで凝固する方法
手術法は、患者さんの病状やライフスタイルに応じて、医師が選択します。
手術を勧められたらどう考えるべきか?
• 手術は、「
最後の手段」ではなく、「
視野を守る選択肢」
•
点眼やレーザーで十分な効果が出ないとき、
手術は重要な治療です。
緑内障は“
完治”ではなく、“
コントロール”する病気です。
手術はそのための
強力な手段のひとつにすぎません。
「
見え方」は変わらなくても、「
見える未来」を守る治療の選択肢と考えてください。
不安な点は医師に相談してください。
院長まつやま
(まつやま眼科)
2025-07-07 14:50:33
医療のトピック