まつやま眼科

まつやま眼科 広島市,南区,段原,日帰り手術,白内障手術,緑内障,コンタクトレンズ

〒732-0818 広島県広島市南区段原日出1-15-13
段原スクエア2F
TEL 082-510-5533
診療時間内は電話予約受付中
スタッフブログ
▲Mobile Site
HOME»  ブログ»  医療のトピック»  甲状腺眼症①甲状腺と目の関係

甲状腺眼症①甲状腺と目の関係

甲状腺眼症①甲状腺と目の関係

甲状腺の病気(特にバセドウ病)は、
自己免疫の異常によって「目の奥(眼窩)」の筋肉や脂肪に炎症を引き起こし、
目の症状を引き起こします。

さらに少し詳しく言うと

  • 甲状腺の病気、特に機能亢進症であるバセドウ病は、自己免疫疾患です。

  • 本来は体を守るはずの免疫が、誤って甲状腺や目の周囲の組織(眼窩筋や脂肪)を攻撃してしまいます。

  • 特に、「TSH受容体抗体(TRAb)」という抗体が甲状腺と眼の組織の両方に作用することで、
    目の症状が現れるとされています。

どうして「目の奥」が腫れるのか

  • 眼の奥(眼窩)には、眼球を動かす筋肉と脂肪があり、そこに炎症やむくみ(浮腫)が生じます。

  • その結果として、以下の症状が現れます。

    • 目が前に飛び出す(眼球突出)、びっくりしたような目になる(左右差があると眼球突出にようにみえる)

    • まぶたが腫れる

    • 目が動きにくくなって、物が二重に見える(複視)

    • 目の奥が痛い

    • 視神経が圧迫されると視力低下や失明もありうる。

甲状腺眼症は「目の病気」ではなく「全身性自己免疫疾患の一部」

  • 目の症状は“甲状腺の病気の一環”として起きているのです。

  • したがって、眼科と内科(内分泌科)の連携が非常に大切となります。

まとめ

  • バセドウ病などの甲状腺の病気は、目の奥にも影響を与えることがある。

  • 免疫が過剰に反応して、目の組織に炎症を起こす」ことが原因。

  • 甲状腺の数値が落ち着いても、目の症状が進行することがあるので、注意が必要。

    院長まつやま
    (まつやま眼科)


2025-07-08 16:56:42

医療のトピック