まつやま眼科

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甲状腺眼症⑦検査

甲状腺眼症⑦検査

甲状腺眼症の診断には、眼科と内分泌内科の連携のもと、
画像・視機能・甲状腺ホルモンの検査を組み合わせて評価
します。

検査の目的は大きく分けて3つ

  1. 甲状腺眼症の有無や進行度を評価する

  2. 視神経への影響(視力低下リスク)を確認する

  3. 他の病気との鑑別を行う

主な検査内容

① 画像検査(もっとも重要)

 MRI(またはCT)

  • 眼球の奥(眼窩)を詳しく見る検査

  • 外眼筋の腫れ・眼球突出・視神経の圧迫がわかります。

  • 特にMRIでは炎症の活動性まで評価できます。

  • 重症例では視神経の圧迫所見の有無が、
    緊急手術の判断材料
    になります。

② 眼科的検査

視力検査

  • 視神経の機能を評価

  • 視力低下は視神経圧迫のサインの可能性があります。

眼圧検査

  • 眼球突出により眼圧が上昇していることがあります。

  • 続発緑内障の併発がないかを調べます。

眼球運動検査

  • 目の筋肉が腫れて、目の動きに制限がないかどうかを評価します。

  • 複視(物が二重に見える)や眼筋の障害を調べる目的です。

眼球突出の測定(ヘルテル眼球突出計)

  • 眼球の突出度をミリ単位で測定します。

  • 経過観察や手術適応の判断に用います。

③ 血液検査(内分泌的評価)

  • 甲状腺ホルモン値(FT3、FT4、TSH)

  • 抗TSH受容体抗体(TRAb)

    • バセドウ病の活動性や、眼症の悪化リスクを推測できます。

  • 抗TPO抗体・抗Tg抗体

    • 橋本病や混合型の評価に有用

まとめ

  • 甲状腺眼症の診断には、眼科と内科の両方の検査が不可欠です。

  • MRI+眼科的視機能検査+甲状腺ホルモン・抗体検査が基本セットです。

  • 特に甲状腺眼症の早期発見にはMRI・眼球運動・上眼瞼の動きや状態が重要です。

    院長まつやま
    (まつやま眼科)


2025-07-09 14:55:49

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